清泉スピリット

本学の建学の精神・大学の理念のご紹介です。


変わり続ける時代に、
変わることなく受け継がれる清泉スピリット

「まことの知・まことの愛」の探求をモットーとして
清泉女子大学の建学の精神は、キリスト教ヒューマニズムにあり、「まことの知・まことの愛(VERITAS et CARITAS)」の追究をモットーとしています。また、建学の精神に基づき、少人数教育による人格的触れ合いを通して、自分で考え、判断し、決断することのできる女性を育成し、また自国の文化と異文化を理解し、地球市民として共に生きる姿勢を大切にし、地に足のついた緑ゆたかな大樹のようにしっかり育てることを、大学の理念として掲げます。

清泉女子大学と二人の女性

清泉女子大学の教育理念は、どんな出来事の中にも神の望みを探し、人々のために惜しみなく尽くす人が育つことを常に求めた、聖心侍女修道会の創立者ラファエラ・マリアの精神的遺産を要約したものです。
そして、幾多の困難に遭いながらも前進を続けた、清泉女子大学の創立者シスターエルネスティナ・ラマリョの意志と情熱もまた脈々と受けつがれています。
聖ラファエラ・マリア・ポラス
聖ラファエラ・マリア・ポラス

(Santa Rafaela María Porras)
聖ラファエラ・マリア・ポラス 1850年、スペイン・コルドバで誕生。姉のピラールと共に聖心侍女修道会を設立。1925年帰天。1977年列聖。「心が愛で美しくなればなるほど、一層、神の喜びとなる」、「わたしたちの心は特定の人にのみ開かれているといったものであってはならない」、「すべての人が幸せになるように働くこと、それが本当の愛」など、神と人への愛に燃え立つ言葉を数々残している。彼女の生涯は深い愛と真実に貫かれた謙遜の鑑であった。
創立者マドレ・エルネスティナ・ラマリョ
創立者マドレ・エルネスティナ・ラマリョ

(Madre Ernestina Ramallo)
マドレ・エルネスティナ・ラマリョは清泉女子大学の設立者。
「本当の喜びは自分のために生きる時ではなく、人のために生きる時に感じるものです」と語った。1902年アルゼンチン・ブエノスアイレス市生まれ。1927年聖心侍女修道会入会。1934年に来日し、1950年には横須賀市に清泉女子大学を設立。品川にキャンパスが移転した1962年から4年間学長を務めた。1969年、66歳で帰天。